犬の散歩

私はデカい女である。それは太っていることに加え、態度もデカい。歩き方もガニ股で”肩を揺らして”歩いており、傍から見れば相当エラそうに見えるらしい。これでも気を付けてはいるのだが…。

その女がグレートデンを連れて散歩をしている。初めてその光景を見る人は、当然離れて歩こうとする。

3年前はグレートデン2頭(62㎏と54㎏)に中型(22㎏)の雑種1頭、あわせて3頭を一人で散歩させていた。自治体の広報誌に「まるで猛獣使いの様に散歩させている人がいる」と、明らかに私の事だろうと思われる投稿があったほどだ。

 

散歩はそれなりに気を使っている。

・前から人が歩いてこれば、こちらが反対車線へ移動する。

・犬を連れている方にもこちらからは近寄らない。(大抵は抱っこして逃げていくけれども…(;´д`)

・交通量の少ない道や広い道を歩く

など、まぁいろいろあるのだが。その中のひとつに「散歩のし始めは道のど真ん中を歩く」というのがある。

どういうことか。

いざ散歩に行こう!と、犬も尻尾ブンブンに喜んで家から出る。そして犬が最初にすること、それがおしっこであるw。

出てすぐに土の土地や藪があればいい。だが、それが無い場合にはそういうところに到着するまで、道の真ん中を歩くのである。住宅の塀や、道路擁壁などにおしっこをかけてしまうと大変なのだ。グレートデーンの場合、おしっこの上に水をかけようにも2リットルの水でも足りない程。なので、土か藪か山の中に到着するまではおしっこを避けたく、道のど真ん中を歩いているのだ。

しかし、この「道のど真ん中を歩く」という行為がまた周りの人には”怖がられる”要因の一つなんだろうと…。こちらが気を使っているつもりでも、必ずしもそれが理解されることばかりではなく、むしろ悪く映ってしまうことさえあるという…。カタギに見られないこともしばしば…。

mmm、難しい…(笑)

しかし、これもまた大きな犬をデカい女が飼っているが故。甘んじて受け入れねばならないw。

 

ちなみに先代のディーナは、道路の排水溝に直接おしっこをするという特技を持っていた。懐かしい♪

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