ワンちゃん、新入り

ディーナが昨年9月に逝ってしまってから半年以上経った。左馬之助はどんどん甘えん坊になっていくwそろそろ新しい子をお迎えしてもいいかなぁと、何となく思っていた。

3月上旬、殿の誕生日前日。「明日は軽井沢にショッピングに行こう!」とバースデーイヴの夜を楽しんでいた。お酒も進み、酔って妹にも電話し「明日軽井沢来いよー」などと無茶ぶりする始末。結果はお分かりだろう…。

翌日、二日酔いである。朝起きれず、軽井沢計画は頓挫した。

しかし気分はお出かけモードではある。激しい頭痛はあったが、とにかくどこかにドライブに行こうと、起きれずじまいの布団の中で携帯をいじりながら考えた。でも実は私の中ではすぐに代替案が出ていた。前々から行きたかった養老牧場に行くことだ。なので、この牧場をメインにして他の観光できる場所、ランチ、お土産、道の駅をパパっと調べた。

そして初めて行ったシャルキュトリとブーランジェリーが一緒になったお店で、あるお姉さんと出会った。連れていた左馬之助を見て声をかけてくれ、お姉さんも以前に保護犬を飼われていたらしく話が盛り上がった。つい「いやぁそろそろもう一匹迎えてもいいかななんて思ってるんです」とこぼしたらば、「知り合いの団体さんのところにデンがいたと思う。連絡してみましょうか」と…。そこからは話がトントンと進み、この出会いから1週間もしないくらいでデンちゃんとのお見合いとなった。

ブラックとハルクインの兄弟デンで、ブラックの子でトライアルしたいですと話を進めた。しかしトライアル直前に先方から電話があり「兄弟で引き取れるという方がいまして…」という。「それは良いご縁です!私たちよりそちらの方がいいと思いますので、ぜひ兄弟でいられる環境に!」と、このデンちゃんのお話はとても良いことに♪白紙になった。

しかし、もう1匹お迎えする気持ちが高まってる。デンにこだわらずに探してみようということになった。

保護犬の団体さんのHPや里親募集サイトをみていると、本当に多くの命に救いが必要だという現実を直視しなければならず、胸が締め付けられる。しかし個人が出来ることに限りがある…。勝手かもしれないが割り切ってもいる。

そんな中、気になったのがさいたま市動物愛護センターにいたこの子である。

野犬ではなかったようだが、長いこと放浪していたらしく保護された時はボロボロで皮膚状況は最悪だったそうだ。センターにて治療をし改善されてきたので、里親募集をかけたけれども中々声がかからず半年以上センターに収容されたまま。その間も次々と小型犬や他の子は愛護団体さんなどに引き取っていかれた。皮膚病は完治してはおらずこの先も継続的な治療が必要で、さらにはフィラリアも陽性。まぁ居残りだったのも仕方がなかったか…。

その日のうちにトライアルで連れて帰った。すぐに分かったのは‟名前を呼ばれる”ということを全く学んでいないという事だ。同じように、散歩の歩き方も全く分かっていなかった。人間に散歩させてもらってなかったのだろうか…。しかし!連れて帰った日の散歩で教えたらば、次の日にはリードを引っ張ることなく私の顔を見ながら歩けるようになった。お利口さんである!

左馬之助との相性も問題なく、皮膚病+フィラリアは付き合っていこうと考え、正式譲渡となった

名は「おとき」

ドラマ版鬼平犯科帳にだけ出てくるキャラクターで、密偵と鬼平の集まる五鉄の女中さんの名前から名付けた。

食い意地は張ってるけどw性格は100点満点。病院も怖がらない。人間にも他の犬にも悪いことは一切しない。小学年2年生の甥っ子とも上手に歩いてくれたし、家でも悪さはしない。ちなみに快便でもあるw

→妹のところの犬も含めて4匹を一人で散歩させた時w

名前を呼ばれることも学んで、今では隣の部屋で呼べば走ってくるまでに。

皮膚病については、また別のブログで書こう。

うちで長く元気でいてくれたら嬉しい。左馬之助も心なしかお兄ちゃん感が出てきているw


↓おまけ

←左馬之助の譲渡時。

この3匹だった時も楽しかった。

 

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