前々から考えていた福岡帰省。車で犬を連れての旅である。去年の暮れに決行したので、備忘録的にまとめておく。

左馬之助も連れて、一路福岡へ。

これまでの旅行はディーナや善八を動物がたくさんいる友人宅に預けていたのだが、左馬之助は去勢していない為（フィラリア陽性wで手術にリスクがある）預けられない。ならば一緒に行くしかない（実はちょっとウキウキ♪）。

これほどの長距離は初めてだ。

急遽タイヤを全部交換した。というのも福岡行きも間近、妹たちと大菩薩嶺に登ったときのこと。道中、カーブで何度かスリップした。これでは高速道路で長距離を走ればバーストするだろうと…。

次に考えたのはドライブスケジュールだ。

10年以上前になるが、四国一周のドライブ旅行。大阪での高速渋滞が記憶に濃く残っている。あれはしんどかった…。あ、ちなみにであるが、ドライブするのは私である。我が殿はナビすら出来ない。正確には「しない」。殿の脳はそんなことに使うためにあるわけではないからである。これは仕方ない…ｗ。（脱線した。

今回考えるべきは、

１.　高速料金の深夜割引　　２.　大阪での渋滞回避

高速の深夜割引は2000年以降あるNEXCOのサービスだ。0時～4時の間に料金所に入るかまたは出るかすれば、現在は3割引きの料金になる。これを利用しない手はない。今回は深夜に出ることを考える。ならば何時に出発すべきか…。どらぷらで調べると、休憩なしの予測所要時間は12時間ちょい。休憩や不測の事態を考慮しながら朝11時の出発をめどにした。

大阪の渋滞はどうか。いろいろ調べてみると四国へ行った時から進化したNEXCO西日本！拡張工事が進み、どうやらかなりの渋滞緩和ができているよう。それでも夕方の帰宅時間は外したい…。しかし、休憩を新東名内で余裕を持って取ると、まさに夕方が大阪付近通過予定になる…。深夜割引は利用したい…。そしてそんなスケジューリング中に殿の勤務シフトが決まり、出発の日は朝8時まで仕事ということになった。よって出発時間の変更も無理になった。犬のことを考えれば休憩なしはあり得ない。総合的に判断すれば、大阪通過時の渋滞は覚悟するしかない。

車で帰ることになり、良かったことがひとつ。それは、大量にある殿の書籍を実家に運べることだ。殿は本を捨てない。よって、毎引っ越しごとに本の段ボールが幾つもいくつも増えていく。処分はしないけれども、実家に保管ならいいという本を今回選別した。

段ボール17箱分…。これが功を奏した部分もある。

左馬之助は後部座席に自由にいてもらうつもりであった。本を運ばなければならなくなったおかげで、後部座席の足元を段ボールで埋めることになり、その上に毛布を敷けば人間でも寝られるほどのスペースとなる。実際のドライブ中、左馬之助にとってはこれが本当に心地よいスペースとなったようで、終始ゆっくりと車内で休んでいた。ストレスもなさそうで本当によかった。