こちらに越して簡単に出来なくなったのが妹との呑みである。
以前は互いの家も車で20分くらいで行き来できたし、それぞれの所から浦和や赤羽に出ればいつでも呑めていた。それが出来なくなったのは少し寂しい所である…。
さて、大菩薩嶺からの続きだ。
気持ちのいい登山を終え帰宅後、2時間ほど寝て呑みに出る。妹の殿方はクラフトビア好きだ。となれば、もちろんスタートは駅前カールバーンから。まだ疲労は残っている。そこに各々タップビアを喉へと流し込む。じわっと重く沁みわたっていく…。美味い。
ここはアペリティフのつもり。
の、つもりでしっかり大きいビール2杯づつw。おつまみも。
今日の本命のお店へ。
私と殿が越してきてから一番お世話になっているタイ料理屋さんだ。妹夫婦もタイ料理が大好きである。以前から絶対に連れてきたいと思っていた。
妹は料理が上手い。私個人としてはさっさと料理屋でも初めてほしいところであるが、今のところ妹にその気はないらしい。その妹にここの素敵なハーブやスパイス使いのお料理を食べてもらいたかったのだ。
オーダーは妹夫婦に任せる。私は自分の呑むお酒だけに集中するw。
結果…。
いやぁ食った食った。そして注文のチョイスが我々夫婦と違うので、はじめて食べたものも多かった。やっぱり何を食べても美味しい。妹も妹の殿方も大満足してもらった。
ご夫婦で営まれており、奥様が料理を作られる。タイ各地、ブータンなどに足を運び、現地の家庭にお世話になり、そこのお母さんにお料理を教えてもらう旅を毎年されていたそうだ。ハーブやスパイスのみならず、食材の合わせ方など、知らない世界をみせてくれる。もちろん絶品である。日本に来てプロでもないのにビザが下りたからというだけでチョロっとやってるタイ人の料理なんかより遥かに美味い。
さんざん食って呑んで、ほろ酔いで店を後にする。妹もよくしゃべっていた。店を出る際には「すんごい食べて呑むんですー!」とかなんか叫んでいたが、それを言う事になんの意味があったのかは謎であるw。
我々酔っぱらいにいつもお付き合いいただき、お店のお二人には本当に感謝である。
腹ごなしまでに軽くカラオケに行き、タクシーで帰って、妹の殿方はダウン。私と妹は家で〆の一杯を愉しみ就寝した。
総じて良い一日であった。