2020紅葉終わりの大菩薩嶺

先日、紅葉も終わりの週末土曜に大菩薩嶺に行ってきた。2度目の大菩薩嶺である。

妹夫婦が一睡もせず夜中4時前に家へ到着。軽く準備をし、4時半前に出発。上日川峠に6時40分頃到着した。

ここで大誤算。人。人。人である。

駐車場に入れるかどうかも怪しい…。分岐点で迷う、第2駐車場にするか第3にするか…。第3駐車場に向かったところ、ラスト1台分の空きに案内されギリギリ駐車することができた。

「そうか紅葉シーズンなのか…。」考えてみれば当然である。

まぁラッキーである。とにかく駐車がスムースに出来たので、身支度をし登山開始である。時折霧の中を歩く。空気はひんやりとして気持ちいい。

雷岩直下の急斜を歩いているところで、ひと時だけ富士山が顔を出してくれた。甲州の山脈の向こうに凛とした頂。富士を望めたのはこの時だけ。あとはずっと雲がその姿を覆っていた。

雷岩から大菩薩嶺へ直行。山頂にいると一気に身体が冷える。記念の写真を撮り、体を温めるが如く一気に身体を動かしながら雷岩へ戻る。

見よ!我が妹の美しきY字バランスを!w

雷岩。足元は不安定である。ひとしきり騒いだかもしれないw。

次は大菩薩峠への下りである。岩場をどう足をおいていくか考えながら降りていくのが楽しい。そして何よりも景観だ。息をのむ。本当に素晴らしい。

介山荘を抜けてからの舗装路。

もう見頃も終わりとなる紅葉を楽しむことができた。

山道は狭い。大菩薩嶺はファミリー登山もできる初心者向けの山だが、主となる駐車場へ向かう山道(201号)が狭く、運転に不慣れな人には多少の困難を伴うことが知られていない気がする。

上日川峠からの下り道、一台のレンタカーとすれ違った。若い女の子が運転している。運転経験も殆どないのだろう。狭い山道での車とのすれ違いに四苦八苦し、立往生していた。私がすれ違う時には前の車をやり過ごそうと左にハンドルを切りすぎて側溝にタイヤが落ちる寸前。助手席に乗っていた妹を車から降ろし、彼女の車を誘導させた(妹はこういうことが好きである。そして言い方が怖いw)。なんとか私の車と後続車をやりすごしたが、その先も彼女には困難が続いただろう。より狭い道も出てくるし、崖っぷちもある。事故になっていないことを祈るばかりだ。

上日川峠駐車場へは中央道側からくる県道218号と奥多摩側からの県道201号とある。今回話しているのは201号のこと。218号は道幅が広いようである。

「大菩薩嶺、気楽にイケルっぽいよー」の前には、多少険しい山道ドライブがあると周知された方がいいのではと考えさせられた。

 

帰路。「山の湯宿はまやらわ」に立ち寄る。目的は二つ。わらび餅と看板犬の甲斐犬ちゃんである。舌触り滑らかでもっちりしたわらび餅は是非ご賞味いただきたいが、それ以上に可愛すぎる甲斐犬たち。お店にいるのはモモちゃんという女の子で、生粋の甲斐。お婿さんも決まっているという話を去年聞いていたが、このコロナ禍で未だ結ばれていないらしい。わんちゃんの小さな恋にも影響を及ぼしているとは…。

店の脇を降りて下に繋がれている男の子がマルちゃんである。この子が最高に可愛い!

甲州市側から奥多摩湖の手前で小菅村方面へ入る。今日のランチは小菅村の道の駅でと決めていた。施設内にある源流レストランのピッツァが絶品なのだ。ヤマメのアンチョビを使ったピザがおススメである。

“はまやらわ”のわらび餅も、小菅村で養殖されるヤマメも、奥多摩湖の源流の水を利用している。豊かな自然の恩恵である。私はその恩恵を美味しい形で有難くいただく。

道の駅の売店では、小菅村で採れた天然のキノコや栽培されているキノコを大量に買った。

一路帰路につく。妹夫婦は睡眠も殆どなしでここまできている。ピッツァと一緒に楽しんだ源流ビアのほろ酔いに任せ眠りについてもらう。

夜は夜で呑みが待ち構えているからだw。

15時帰宅。いい登山そしてドライブなった。

ではこの夜については次のブログで…。

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