(鐙購入プロローグはこちら)
イタリアから鐙が届いている。注文から4日で届いたw。このコロナ禍、驚きのスピードである。
注文をしたのはTosoni Selleriaというサイトからである。イタリア語のサイトであるが、英語サイトへの言語変換ができる。しかし、決算手続き時の「キャンセル:購入」などの表記はイタリア語でのみになるので少し緊張はするが難しいことはない。
そしてたった4日後、佐川急便から「代引きでーす」とイタリアから商品が届いたのである。代引き料金は4600円。関税だろうと思ったが、想定していたより高かった…。明細を確認し、支払う。内訳は以下である。
- 輸入関税 1200円
- 輸入内国消費税等 2300円
- 立替納税手数料 1100円
当初、何の知識もない私は「輸入関税」について調べ、税関JapanCustomsの実行関税率表からアルミニウム製品にかかる3%を想定していた。
そもそもの商品本体代金が、Tech Stirrups Venice Light鐙 €306である。
この時のレート、1ユーロ124円。306ユーロの3%の関税は1138円なので、大体1200円か…。
そして、ここに日本の税金がかかる。これは全く考えていなかったが、それはそうかとw。しかし個人輸入の軽減措置があり商品代の6割に対して、日本の税率がかかる。
306ユーロの6割=184ユーロに対し、10%の税、2277円。大体2300円か…。
そして、立替納税手数料である。これは、日本の税関に支払われるものではなく、国際宅配業者に対してのものである。この輸入に際し、輸入の申告とその関税料金を私に代わり一時支払ってくれ、それにより輸入許可がおりて私の手元に商品が届く。この対価としての1100円。今回はDHL規定の手数料であった(DHLのHPに記載あり)。
今回の鐙購入の総額は以下である。
①商品代€306+送料€65=46004円 ②関税関係4600円 ①+②=50604円
この金額、日本で購入した場合と全く同じ金額である。そういう風になるんだなぁと半ば感心したw。
梱包はまずまず。商品の箱の状態もまずまず(!?)。商品状態は良い。そしてネット上でひとめぼれしていた配色、実際に手にしてみると本当に美しい。結果として満足できる購入となった。勉強にもなった。
実は危なかったことが一つ。最初、“Tech Stirrups、Venice”とキーワードだけ入れて検索していると、金額の安い商品が出てきたのだ。見た所、仕様も色も同じように見える。最初は「海外はやっぱり安いじゃないか」と思ったが、詳しく見てみると鐙の縦横の大きさ㎝が違うのである。実はこの時みていたのは、同じTechStirrups社のVeniceYoungという子供用サイズだったのだ。公式カタログで仕様比較をしてよかった。慌てていたら購入していたかもしれない…。
ただ実際少し購入を急いでいた。なぜなら、見るサイトのいくつかで希望の配色が売り切れていたからである。そして私の購入直後、利用したTosoni Selleriaからも在庫無に。最後の一つを手に入れたというドヤ感を否定するつもりはないw。
今後もまた海外サイトから何か購入をするかどうかは分からない。ただ日本では手に入らず、それでも魅力的なものであれば多少高くても利用するかもしれない。特に私のような太っちょライダーには中々合うサイズを見つけるのも日本では難しい故…。
ともあれ、2か月後鞍に装着するのが楽しみである。