今回も記憶を辿りながらつらつらと記してみる。ただ今回と次回について、お読みいただくには注意いただきたい。恥を忍んで、病院で体験したことを全て書き記すつもりだ。決して気持ちのいい話でないことも含まれる(特に男性には分かりづらいこともあるだろうと…)。
救急搬送され、大学病院についた。すぐに疑われる肋骨のレントゲンを撮るため脱ぐことに。
「場合によってはブラを切りますけど…」と看護士さんが言う……「どうぞどうぞ…」と私。
あ…、気づいてしまった……。
まともな下着を着てないぞ……Σ( ̄ロ ̄lll) 上下合ったやつじゃないし、クソみたいなやつだった気が…。
あかん...
レントゲンの他に、肋骨のまわりの臓器損傷を確認するため、造影剤を入れた検査も行った。恐ろしいことに、担架の上でクソみたいなパンツ一枚で移動させられる。しかも上にかけられた(-_-;)タオルケットみたいなやつのサイズの小ささがエグイ。マジで片乳もれるんじゃないかと思ったほどだ。担架が動かされる度の激痛もさることながら、他に気になることがあり過ぎた…(-_-;)
(口の悪さが露呈している…育ちの悪さはどうか黙認いただきたい…)
この質問をご存知だろうか?
「痛みは10の内の幾つくらいですか?」
これは、この病院についた瞬間から退院まで幾度となく聞かれた質問である。この質問に違和感を感じないだろうか。大体、10の痛みというものが分からない。それは主観的であっていいものなのか、何なのか……。この救急搬送された初日、私は「いやぁ、どうなんでしょうか。痛いことは痛いです、ものすごく。でもこれ以上の痛さもあるだろうし…。こうやって話せてるというのも………。」云々と続けて、結局医者の方から「8くらいですかね」と言われてしまった。
なんじゃそりゃ。と心の中で思ったことを記憶している。
そうして、肋骨の6か所の骨折と、肺への損傷があり血が溜まっている肺血胸と診断され、入院を言い渡された。ちなみに一度は入院を拒んでみた「母が介護を必要としているし、犬も3頭飼っているんです…」と。したらば医者は、「あなた重傷なんですよ!」と。あえなく入院となった。
入院は7日間。最初の3日間は一般病棟ではなく救急病棟だったので、老若男女問わずの大部屋。なのでいろいろ(笑)おじいちゃんの痰の詰まりとか、尿瓶問題とかw おばあちゃんの夜中の愚痴とかw お見舞い家族の揉め事とか。こんなにもいろんなことがあるのかと、人生初の入院はお勉強にはなった。
と、病院編はながくなりそうである。本当の大変さはこれからである。
知っておいて欲しいことも次に記すことになる。