もう春である。2月の後半にはテントウムシが出ていた。早いなぁと思っていたら、一気に様々な花が咲きはじめた。そして桜も終わりそうな頃である。
少し前になるが、母を連れて越生梅林に行ってきた。
全く霞みのない晴れた日。種類の異なる梅の花色の違いも、透き通る花びらの繊細さも、澄んだ空気の中で美しく見えた。母もめずらしく「いい気分転換になった」と喜んでいた。
平日に訪ねた越生梅林。コロナもあってか人出はまばら。駐車場はまずまず広い。といっても砂利の敷かれた広場であるが、車椅子などの優先者スペースは広く設けられている。私たち以外にも、デイサービスか老人ホームかの車両が何台か停められていた。駐車場料金は500円。交通整理、人の誘導をしている人員も多い。梅の咲く会場は、土の道である。乾いてさえいれば車椅子でも問題はない。ただ、場所によって大きくデコボコしているので傾斜には注意した。人も十分にすれ違うことが出来る。トイレも何か所か設けられていたが、車椅子用のトイレがあったかどうか確認しなかった。
左馬之助も一緒に梅の花の中を散歩。良い一日だった。