お節作り2年目である。
去年はじめてつくってみて、こんなに酒が飲める肴だったのかと驚き、味をしめてしまった(笑)
例年、姉がどこかの高いお節を予約購入し、口にしてはいたものの全く美味しいと思ったことはなかった。そもそも私は関東の甘い味付けが苦手だ。お節がかつて、正月の保存食であったことを考えれば、その甘さの由来は理解できる。しかし、好きでないものは好きでない。そこで去年は料理の上手い妹と相談し、二人で分担して作ってみたのだ。これが旨かった。↓2020年ver.
自分で作るメリットは味を自分好みに出来ることだ。
昨年は初めてのお節作りだったので、出来るだけ基本のレシピに忠実に作った。変えたのは砂糖の量くらい。それでも私には甘かったが、市販のお節より味は格段に美味かった。素材の味が感じられたし、舌に嫌な残りがない。これはおそらく化学調味料の有無によるものだと思うが…。
そして今年は、昨年以上に甘さを控えて製作。お出汁をたっぷり含ませた。さらに作年末、お隣のおじさんからたくさん庭の柚子を頂いていたので、それを隠し味に使わせてもらった。
最初に作ったのは黒豆。水の一部を赤ワインに。砂糖の一部を市販のバルサミコクリームにして煮詰めた。
ものすごく酒に合う。
きんとん。これも苦手な食べ物だが、これはサツマイモのみの”芋きんとん”。一部サツマイモを栗の形にして、ペーストの芋に最小の砂糖シロップと柚子果汁で。すっごい爽やか!
お煮しめ。里芋でなく八つ子(小頭)
笠原シェフのレシピで。
紅白なます
酢ばすと酢ごぼう
エビのうま煮
うずらを半熟にして肉でスコッチエッグ風に。シイタケの肉詰めとともに、薄いポン酢とお出汁を合わせた汁に沈めておく。
砂糖も醤油も控えめにしたたっぷりのお出汁でゆっくり煮た”柔らか煮”
みんな大好きポテサラ
ローストポークと鴨ロース焼き
今年はこんなご時世なので家族で集まることは無しに。
なのですべて自分で、自分のためにつくった。我が酒肴である。
手前味噌ではあるが、美味い。
2日は、昼から黒豆と酸っぱい系お節と安いスパークリングワインで呑み始めたw ちなみに殿は仕事だったので、一人である(笑
今年も年初めから酒が旨い…。
追記:
そろそろこの味にも飽きてきたかなぁという頃、里芋や海老、牛蒡や鴨ロースは、刻んだニンニクとオリーブオイルでソテー。ビールでもスパークリングでも合う洋風に変化♪旨い。これが出来るのも、甘く煮つけていないから。
黒豆は、クリームチーズと合えてロースハム(ちょっといいやつ)と一緒にサンドイッチに。これが最高にスパークリングと合う!黒豆余らなかったw
“年初めの楽しみ” への2件のフィードバック
クサンチッペでヒットしました。
日本酒も天覧山なんですね。
私もウイスキーと犬と馬が好きです。
あとクルマとバイクも。
これからもブログ楽しみにしています。
ご訪問ありがとうございます。天覧山ご存知ですか♪この一本はお燗で実に旨いお酒でした。リピで呑んでますw。
好き気ままに書いております。今後ともよろしくお願いします☆